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あなたはこれらの言葉を端的に説明できますか?
世界は今、大きく動いています。
コロナ問題が発生する前から、第四次産業革命、ソサエティー5.0により産業構造が変わり、AIやIoTによって生活基盤時代も変化しようとしています。
しかもこの変化の速度は人類がかつて体験したことない速さです。コロナによりそれがさらに加速されたと言えます。
この本は、そんな<世界経済をざっくり知るための>本です。
世界経済をざっくり理解する
世界の経済がどうなっているのか、それが自分の暮らしとどうかかってくるのか、本書はそのことを知るためのストーリー形式にしました。
第1弾の本作では、特に「アジアの世紀」と「第4次産業革命」にスポットを当てています。
しかし、私が書いているので、いわゆるお堅いビジネス書ではありません。
冒頭はこんな感じで始まります。
成田空港の出国ゲートには年配の人たちが列をなしていた。シニア向けの観光ツアーや帰国の途とにつく外国人旅行客たちの集団だ。
「本当にきちゃった……」
日本の人気ロックバンド〝P:ste〟の世界ツアーに、美令はアルバイトスタッフとして同行することになった。数日前まで実家でほぼニートのような暮らしをしていた美令を、半ば強引にここへ送り込んだのは母親だ。
東京の大学受験に失敗し、地元の大学になんとなく通ったのちに、東京で就職活動するも片っ端から撃沈。『家事手伝い』という便利な言葉のもと、自宅でやさぐれていた美令をみかねた母親がSOSを求めたのは実の兄、美令の伯父にあたる沖川原だった。
ちょっとしたスキマ時間に気軽に読めるストーリー形式です。
なんとなく知っていれば世界が変わる
この本は元乃木坂46の衛藤美彩さんに<あとがき>を書いてもらっています。
衛藤さんと二人で放送していたラジオ「ジュグラーの波」がこの本をつくるきっかけとなったからです。
アイドルである衛藤さんは経済ニュースとは縁遠いと思いますが、あとがきでは次のように述べてくれています。
今までは聞き流していたようなことも、AIの発達によって消えてしまう職業や、人生100年時代に向けての資産運用など、将来私たちの身に降りかかるようなニュースについては、危機感を持って真剣に考えるようになりました。
経済学は、自分たちの身の回りで起きていることと密接に繋がっていることも多く、年齢に関係なく知識として身に付けているに越したことはありません。しかも、就職活動や受験勉強などにも間違いなく役立つと思います。
まずは現在の世界経済をざっくり知ることが重要です。
この本はゼロから経済を学ぶには、格好な本です!
書籍目次(抜粋)
01 JAPAN/ 日本編
顔認証ゲート
IoTとキャッシュレス決済
02 SINGAPORE/ シンガポール編
ミリオネアとタックスヘイブン
パナマ文書と格差社会
03 INDONESI/ インドネシア編
インドネシアのリープフロッグ4
リバース・イノベーションと人口ボーナス
04 MALAYSIA/ マレーシア編
アジアの人口ピラミッド
1人あたり労働生産性と日本のゾンビ企業
05 UNITED KINGDOMA/ イギリス編
クールブリタニアとクールジャパン
ブロックチェーンという革命
フィンテックの国・イギリス
06 FRANCEA/ フランス編
シャネル本店とフードロス
せどりとシャネルJ12
人生100年時代の株式投資
07 GERMANYA/ ドイツ編
レベル4のコンセプトカー
メルセデス・ベンツとスマートファクトリー
ユーザーの好みに応じたマスカスタマイゼーション
労働時間貯蓄制度と働き方改革
コネクテッドカーとパラダイムシフト
08 FINLANDA/ フィンランド編
Whimでスムーズ移動
シームレスなサービスとサブスクリプション
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コメント
[…] 詳しくは本の紹介記事をご覧下さい。 […]