【こんな方向けです】
これからの働き方を模索している方
【こんな不安・疑問、興味をお持ちの方】
どうすればもっと生き甲斐のある生活が送れるのか分からない
毎日がなんとなく過ぎていることが不安
【結論】
すべての人が複業を持つべき
仕事のパラダイムシフト
新型コロナの影響で、大きく仕事のあり方が変わりつつあります。
未来が見通せない時代は、ゼロから物事を考えられるスキルを身に付ける必要があります。
でもどうしたらそんな人間になれるのか?
インプットとアウトプットをルーティン化するのが一番です。
会社に勤めているだけで人生が全うできる時代は終わりに近づいています。
AIによって社会は変わるといわれてきましたが、それがコロナで加速された感じがします。
副業元年とかフリーランスの時代とかいう言葉をよく聞きますが、コロナを機に、副業ではなく「複業(複数の業)」が当たり前になる時代になっていくでしょう。
バブル時代まではゼネラリストが求められてきてきました。それがバブル崩壊とともに専門家であるスペシャリストの時代に変わりました。このスペシャリストの時代が数年前まで続きました。
これがAIとコロナにより、「複合的人間」の時代へと一気にパラダイムシフトしようとしています。
複合的人間の時代
複合的人間とは、多くの分野の教養・ノウハウ・経験を身に付けている人間のことです。
この複合的人間(複合的な人材)という言葉は、「アート思考」(秋元雄史/プレジデント社)という本に出てくる名称です。
先行きが分からない時代には、新しくモノをゼロから創造する力が必要です。それには複合的な教養を身に付けている必要があります。
複合的人間とは、ゼロからモノを創り上げる能力がある人、という意味もあります。
専門知識はAIがやってくれます。人間に求められるのはゼロから創造する力です。それには複合的な教養が必要です。
昔を振り返っても、時代に影響を与えてきた人々はみんな複合的人間でした。レオナルド・ダ・ビンチは画家だけではなく科学、数学、工学、天文学にもすぐれていました。
現代でもZOZOの創立者である前澤友作氏がアートに精通していることは有名です。
ダ・ビンチや前澤氏のようなスーパーな人間にはなれなくても、これからは誰でも複合的素養がないと生き残れない時代に突入しつつあります。
自分の仕事が事務処理であろうが、営業であろうが、経営者であろうが、芸術であろうが、何でも同じです。
スーパーでのレジバイトにしても、ただレジを打っているだけではなく、複合的人間・クリエイターでありば、どうすればもっとこのスーパーに人が来てくれるのか、どうすればこの商品が売れるのか、どうすればコロナ時代でも安全に商品を買えるようになるのか、そういったことを考えながら働くでしょう。
何よりそうしなければ仕事がつまりません。
複合的人間・クリエイターになれれば、誰でも仕事が楽しくなります。
そして自分が仕事をしかた結果、小さなことでも以前よりよくなっていると、うれしくて、また次の仕事がしたくなります。
これが複合的人間・クリエイターの強さです。
レジ打ちはそのうちAIに取って代わられます。でも、あなたが複合的人間・クリエイターであれば、決して取って代わられることはありません。
アウトプットする場を作れ
ではどうすれば複合的人間・クリエイターになれるのでしょうか?
自分にはクリエイターの素養などないと皆さんは思っていませんか?
それは違います。やり方によって、誰でも複合的人間・クリエイターになれます。
例えばブログを持っていない方なら、今すぐブログを作るのもいいでしょう。
もっと書くことやそれ以外の創作活動(写真を撮るとか)に集中したいなら、パブリケーションサービスのnoteを使うのもいいでしょう。
noteは、文章とか漫画、写真などを投稿できるサイトです。パブリケーションというのは書物の発刊・発行という意味です。
リモートワーク時代になると通勤にかかっていた時間が空くことになります。その時間で自分の好きなことについて文章で書いたり、写真を撮ったりして投稿することを、始めるのです。
人はアウトプットする場がないとインプットもできません。
逆に言えば、アウトプットする場があると、どうしてもインプットしなければなりません。
しかも同じような知識だけではアウトプットにも限界がありますから、多様な分野のインプットを自ずとするようになります。
つまり、noteのようなアプトプットする場を自ら設けることが、インプットの増大にも繋がるのです。
さらにインプットした知識をアウトプットすること、相手に理解してもらうための自己表現力とか、独創性とか、マーケティング力もつきます。
今現在はアウトプットすることがないという人でも大丈夫です。
本を読むことから初めて、それを文章にまとめて発表するのもいいでしょう。
このとき、相手にどう伝えるかを中心に考えてください。できればあなたの文章を読んだ人が、その本を買いたくなるような文章を心がけるべきです。これはまさにマーケティングです。
文章を作ることより、話すことの方が好きな方はYouTubeでもいいと思います。
noteもYouTubeも、誰でも自分のIDを作れて、そして審査なしに世の中に発信できます。
Twitterでは短文しか作れないので、複合的人間・クリエイターになるためのツールとしては不向きです。
さらにnoteは、自分の文章などを有料で販売することができるのも大きいですね。
サラリーマンの方は、“自分で稼ぐ”という体験をしたことがない人も多いはずです。noteで“人からお金をもらう”ことを学ぶのは、非常に勉強になるでしょう。
noteと同じようなサービスにMediumというものもあります。
Mediumはアメリカのサービスですが、日本語サイトもあります。どちらでも好きな方、または両方開設すればいいと思います。
ルーティン化することが大切
そしてここが一番重要ですが、複合的人間・クリエイターに自分をバージョンアップしていくためには、インプット、アウトプットを繰り返す必要があります。
毎週1回必ずnoteやYouTubeにアップするなど、計画を立てて、必ずそれを実行するのです。
このとき気をつけなければならないのは、自分の作品(文章等)に100%を目指さないこととです。
もちろん、いい加減な作品を作っても仕方ありませんが、100%にこだわっていると、なかなか公表までたどり着けず、結局挫折することになります。
アウトプットは自分を複合的人間・クリエイターにするための練習だと割り切って、とにかく週1アップなどのルールを守るべきです。
noteやYouTubeによって、アウトプットする場を設け、アウトプットするためにインプットを増やす、このルーティンを繰り返していけば、きっとあなたも複合的人間・クリエイターになることができると思います。
ちなみに私のアウトプットの場はラジオです。ラジオは毎週放送がありますから、年末年始、お盆休みであっても原稿を作らなければなりません。
このルーティンをもう3年近く繰り返しました。このことが私を一段と成長させたことはいうまでもありません。
この原稿も、もとはラジオのために作ったものです。
1億総クリエイター時代となり、アウトプットとインプットが繰り返されるようになったら、みんなが教養、ノウハウを“与え合い、もらい合う”ことができます。
こうなれば社会全体が、すごく知的でしかも生産的だという、魅力あるものにきっとなるでしょう。
まとめ
2.すべての人がクリエイターを目指すべき
3.そのためにアウトプットする場を設けよう
4.インプットとアウトプットのルーティン化が大切
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